【潰瘍性大腸炎】初めての坐薬失敗記
潰瘍性大腸炎。 安倍首相の体調不良のニュースで目にする機会が一気に増えた。
7月に受けた内視鏡検査で「潰瘍性大腸炎」と診断され、8月頭に初めて薬を処方された。先日、「 リアルダの服用を始めて10日目、めちゃくちゃ調子いい」 との記事を公開したが、
公開直後、体調が戻ってしまった。 下血の再開、 排便時に血が混ざった膿のようなものがドロッと出ることが増え、 下痢、腹痛、発熱。そして関連性は謎だが口唇ヘルペスが1週間で3ヶ所もできた。ちょうど薬がなくなったので、 病院へ。
症状を伝えると「バシッとよくなると思ったんだけどなあ…」 と先生。念のため検診することになり、 お尻に棒のようなものを突っ込まれかき回される。「 やっぱりまだ出血がありますね」とのこと。 いつもに増して検査がとても痛く、 検査後からずっと肛門に痛みがあるので、 検査棒を突っ込んだせいで出血広がってない?と思ったが、 気のせいだと思うことにする。肛門科を併設しない委員だと、このような検査は無いのだろうか?
この日、「 難病申請に血液検査が必要だったのを忘れてた」と言われ、 採血も受けた。
診療代:2,390円
薬代 :2,610円(ペンタサ1錠とミヤBM6錠を3週間分)
薬が変更になった。
リアルダ1200mg×4錠→ペンタサ坐剤1g×1錠
リアルダと同じ成分の薬だそう。「リアルダ2錠+ペンタサ1錠」 の処方にするか、「ペンタサ1錠」 のみにするか迷っていたようだが、ペンタサのみで、 3週間様子をみることになった。腸を守るミヤBM錠は、 そのまま毎食後に2錠。坐薬って抵抗あるなあ~と思ったが、 薬代が約4分の1になり喜々!薬の単価はペンタサの方が高い(リアルダ@193.7円、ペンタサ@263.3円)が、服用が4錠→ 1錠になったことに比例して安くなったようだ。助かる。だが、 この時は、坐薬の難易度を甘く見ていた。
坐薬が入らない。
※ここから生々しい「初めての坐薬注入体験記」になるので、 苦手な方は閲覧をお控え下さい。
夕食後、ペンタサを入れてみることに。薬剤師の方に「 入れづらかったらサラダ油を塗ると入れやすくなりますよ」 と教わったので、オリーブオイルを塗ってトライ。 スルッと入るものかと思っていたが、全然入らない。 押し込んでもなかなか入っていかないし、ある程度入っても、 肛門の筋肉の力で押し出されてしまう。 クーラーのないトイレで汗だくになりながら何とか薬全体が見えな くなるところまで押し込み、トイレから出て入浴。 お尻の違和感が消えないなあと思い、浴室の鏡で確認してみたら、 薬の先端が出てきとる。
腸管はあんなに長いのに、 なぜこんな2センチ程度の錠剤が入らないのか。 サラダ油ではなくオリーブオイルだったのが駄目だったのか。
なんとか押し戻したが、力を入れるとポンっ! と今にも飛び出してきそうな状態。 ガスが溜まっているのに気付きながらも、おならを堪えて数時間。 さすがに我慢はよくないので、一度薬を取り出して入れなおそう、 と思ってトイレに行ったら、もう半分以上出てた。 入れ方をググって、中腰になったり、 横になったりしたけどやっぱり駄目で、結局、 奥まで入りきらない違和感の残る状態で就寝。 横になってすぐにまた出てきたので、入れ直し、ふて寝。 朝起きてトイレに行ったら、20分の1くらい溶けたかな?くらいの形状の薬が、 パンツから転がり落ちた。有効成分、絶対腸に届いてないやん。 。そして、肛門が薬でフタをされ、溜まっていたのか、起き抜けに10秒くらいのかなり長いオナラが出た。旦那は寝ていたのか、寝たふりをしてくれていたのか..。朝から泣けた。
とりあえず、3週間ペンタサを毎日入れることになったわけだが、 1週間も経てば慣れて3秒で入れられるようになったりするのだろうか。 この記事を読み返して、 そういえば初めの頃はアホみたいに苦労したわwなんて懐かしく思うの か。そういえば、初めてタンポン使った時も、 奥まで入れられずに漏れてしまったっけ。 これでまた1つ経験値が上がったと思おう。