指定難病(UC)×アラサー×不妊治療

2020年7月、潰瘍性大腸炎と診断。21年9月不妊治療開始。薄ブラック不動産企業で働く私の日常を綴ります。

アラサーの大腸内視鏡検査 下剤が辛くなかった前日の食事内容

28歳女、2020年7月。潰瘍性大腸炎の疑いで、内視鏡検査を受けた。口から入れる胃カメラではなく、ケツから入れる大腸の内視鏡検査である。

検査に向けて、腸管の内容物を排除する必要があるため、前日から食事制限が必要となる。制限は1日のみなのでストレスは少ないが、食べて良いものが少なく、驚いた。

避けるべき食品
  • 種のある果物、野菜
  • 繊維の多い食べ物
  • 葉のある野菜
  • 乳製品
  • 魚介類(脂の少ない白身魚はOK)
  • 脂の多い肉、ホルモン、ソーセージ
  • キノコ類
  • 豆類
  • ナッツ類
  • 揚げ物
  • そば、パスタ、はるさめ、ラーメン、玄米、雑穀米
  • その他:こんにゃく、ごま、おから、漬物、青汁

 

もうほとんどの食べ物がNGじゃないかと思うが、腸の中に消化されない食べ物が残っていると、観察不良で検査が無意味になってしまうため、気を付けるに越したことはない。普段、お通じに良いとされる「食物繊維の多い野菜や果物の皮、ゴマ」などは大腸内に必ず残ってしまうそうだ。病院によっては検査の2~3日前から、キノコ類や粒や種のある物、トマトなど植物性の皮を食べないよう注意喚起しているところもあった。

 

病院でもらったおすすめ献立

<朝食>

食パン、ポタージュスープ(具なし)、バナナ、ヨーグルト(プレーン)

 

<昼食>

素うどん、卵焼き(具なし)

 

<おやつ>

プリン、りんご(皮・種なし)

 

<夕食>

雑炊、みそ汁(具なし)、焼き魚(皮なし)、豆腐(薬味なし)

 

その他、

<具なし>

茶碗蒸し、蒸しパン、ポテトサラダ、クラッカー、ゼリー もOKだそう。

 

上記おすすめメニューにヨーグルトが入っていたが、ウェブ上にはヨーグルトをNG食に挙げている医院もあり、私は食べるのを諦めた。ちょっとずつNGフードの選定が異なるものの、色んな医院がそれぞれのおすすめメニューを掲載しているので、面白かった。

 

私が食べたもの★

<朝食>

カステラ、たまご豆腐、だしスープ(具なし)

 

<昼食>

素うどん、はんぺん

 

<おやつ>

プリン

 

<夕食>

雑炊(梅味)、たまご豆腐

 

+多めの水分(水1.5リットルくらい)

 

センスも栄養も無い。体調が芳しくない上に、NGフードを含まない献立を考えるのが面倒でこのような内容になってしまったが、改めて文字に起こすと、目を背けたくなるチョイスだ。ただ、摂取する固形物が少ないほうが下剤で排泄する際に、楽だそうで、実際に驚くほど下剤による腹痛や辛さがなかった。これから年に1度内視鏡検査を受ける習慣が始まるので、次回も似た献立で臨みたいと思っている。ちなみに、食事を摂るのが面倒でも、食べないと便が作れず、下剤の効果に影響するそうなので頑張って食べなければならない。

検査前日専用のレトルト食事キットがアマゾンなどで購入できるが、3食セット1,500円程するので、ケチな私は買えなかった。

 

↓普通に美味しそうなグリコの大腸検査食「エニマクリン」

https://www.glico.com/jp/product/food_curry/kensasyoku/

 

夕食は午後7時までに済ませ、午後9時に液体の下剤を服用し、就寝した。さすがに食べた量が少なく、朝起きたとき、驚くほど空腹だった。しかし、検査当日の朝に飲む、腐った海藻の臭いがする2リットルの腸管洗浄剤のおかげで、この空腹は一瞬にして吹き飛ぶことになる。検査当日のことは別の記事にまとめようと思う。